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「CI」は、最近では「ブランド・デザイン」「ブランド・マネージメント・デザイン」などと呼ばれるようになっています。当社ではCIを次のように考えています。
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街を歩いていると、外観が悪くて「ちょっと入りにくそうだな」「入るのに勇気がいるな」と思う店があります。一般企業の場合も、ホームページが洗練されていなかったり、ロゴなどの見栄えがよくないなどで、お客様から敬遠されてしまっているケースが見られます。
このような場合、ビジュアルを変えることがとても重要となってきます。親しみがあったり洗練された格好に変えることで、これまで躊躇していたお客様を中に取り込むことができます。これは「VI(ビジュアル・アイデンティティ)」と呼ばれます。つまりは、ビジュアル、すなわち見栄えだけを変える方法です。
ロゴ、パッケージ、コーポレートカラーなどを新しくするのが一般的です。
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見栄え(外側)がよくなったとしても、肝心の「中身」が伴っていなければ、会社としてさほど大きな変化は生まれません。また、CIを依頼する企業も「中身も変えたい」という要望がほとんどです。このような場合、ロゴなどの見栄えを変えるだけでは“一新”とはなりません。
そこで必要となるのが、次のことだと考えています。
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ただし、この際に注意しなければいけないことがあります。「統一感」があることです。それぞれのイメージがバラバラでは見る人の混乱を与え、メッセージも伝わりにくくなるからです。明確なビジョンを打ち出し、それに沿って商品やネーミングに着手することで統一感が生まれ、より強いメッセージとなります。
しかし、ただ統一すればいいというものでもないところがCIの難しさがあります。
たとえば、スローガンに「社会に貢献する会社」と掲げたとしても、企業メッセージとしてはかなり弱く、商品開発やネーミングなどにも発展しにくいといえます。理想をいえばスローガンなどが消費者の共感を呼び、商品開発のコンセプトやネーミングにも発展しやすいものにしたいところです。
アップルのスティーブ・ジョブスは『Think different』を掲げました。流通革命をもたらしたダイエーの中内功は『見るは大丸、買うはダイエー。ダイエーはストリップ劇場。掛け値なしの裸の値段。同じ品なら必ず安い』をキャッチフレーズに隆盛を極めました。ソニーは会社設立趣意書に『自由闊達にして愉快なる理想工場の建設』を掲げ、ウォークマンなど独自商品の開発につながりました。
このように、ビジョンや経営理念は企業にとって「核」となるものであり、商品やサービスもそこから自然発生的に生まれるものです。
そのため当社では、経営理念やビジョンの構築に多くの時間を割き、創業者などさまざまな方々にヒアリングを行いCI構築を行います。
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